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1:進学先を悩んでいる皆さんから寄せられた質問

高校との折り合い

 

通っている高校の生徒のほとんどが日本の大学を目指している学校で、先生に相談しても、まず日本の大学に行って、短期で留学した方がいいとどの先生からも言われてしまい、正直心が折れそうです。高校の先生から反対されたことはあったのか、またその場合、学校からのサポートなしでも進学できるのかお聞きしたいです。

  • 学校からのサポートがあまり……ということですが、(私が出願した時は)UPC側に学校から提出するのは推薦状と成績のみで、推薦状は担任の先生でなくても「出願者をよく知っている人」が書くということでした。担任の先生や周りの先生があまり協力的でなくても、英語科の誰か、とか、留学経験のある先生などがいれば、そう言う人を一人でも見つけて書いてもらえるといいかも知れませんね。私も担任の先生が(中高一貫なのに)高3で変わってしまったので、学年主任に書いてもらいました。 成績については、最悪外部の会社に翻訳してもらうんでも大丈夫だったような気がする〜ので調べてみてください。
     

進学準備コース(ファンデーションコース)全般について

ファウンデーションコースに入るのは難易度が高いのでしょうか? 成績証明では、どれくらいの評定が必要でしょうか?

  • 進学準備コースに入るのには、一般的には英語能力・高校の成績・志望動機書・推薦書などが必要です(大学によって大きく違いますが)。気になる場合は、ぜひ「大学名+Foundation Course+Entry Requirements」で調べてみてください。 成績証明も同じで、2/5位から受け入れるところもあれば、4/5位必要とするところもあります(たとえばUCLなら将来勉強したい科目に関係する科目で4を求めています)。

 

ファウンデーションコースで学びたいと考えているのですが、ファンデ一年終了後はやはり大半はファンデが附属している大学に進学するのでしょうか。

  • 付属してる大学へは仮合格がでやすい傾向があったり、そもそもその大学に入りたいからそこの付属ファンデに入ってる生徒も割といると思うので、付属ファンデからその大学に直接進む人は割といます(肌感覚)。UCLを例にしますと、9割弱のUCLファンデ(UPC)生がUCLに仮合格していて、結果的には全体の半数がUCLに進んでるみたいです。学部によってかなり割合に差があるのでチェックしてみて下さい。

  • ファンデーションコース卒業後にどこに進学するかはファンデーションコースによって変わると思います。 UCLの場合は形式的には大学に再受験という形式になるので成績が必要になります。ファンデーションコースごとに特徴や入りやすい大学があるのでそれぞれの進学先などを調べてみるといいですよ UCLの場合は主に成績で進学ができるかどうか決まります、出願するコースによって必要な成績は変わってきますがUCLへの出願の場合、低ければABB(1教科70%以上、他2教科65%以上)高ければA*AA(1教科75%以上、2教科70%以上)のように1つの大学内でも幅があります。

 

Requirementsに達していながらもファウンデーションコースを落ちてしまう可能性はありますか?

  • わかりかねますので、大学に直接お問い合わせください。

 

ファウンデーションコースであっても1年入学時期を延ばすことは可能なのでしょうか?

  • わかりかねますので、大学に直接お問い合わせください。

ファンデーションコースに入るには、どれくらいの英語力を持っていればいいのでしょうか。

  • 英語試験のスコアについて どのくらい取れば〜というのは個々の判断になりますが、UPC内での平均はOverall7.0程度だったと記憶しています。英語ネイティブな生徒もいれば、あまりしゃべらない生徒もいる印象です。

  • ファンデの授業は当然英語になりますし、読み物や論文も英語ですので、英語力はあるに越したことはありません。今後もどんどん英語力を身に付けるべきだと思います。ですがスコアに関しては、各ファンデの設定する最低スコアさえ取れていればまあ出願の内英語条件はOKになるので、それ以上は目指さなくてもいいかも。

 

部活動について、例えばアメリカの大学出願みたいにボランティア活動などをするべきでしょうか?

  • 課外活動を問われるのは、主にPersonal Statementになると思います。私個人的には、「どうしてその学部で学びたいか」や「高校の授業で学んだこと」を主に書いたので、何をしているかより、どう出願先のコース・志望動機に繋げるかの方が大事かな?と思いました。

留学エージェントについて

ファウンデーションコースに出願する方はやはりエージェントを介して行うことが多いのでしょうか。

  • 私がファンデへ出願する際はエージェントを使いました。ですが、エージェントが提供する無料添削の回数が限られていた(もしくは追加料金が必要だった)ので、高校の英語の先生数人をフル活用し、納得のいくまでPSを添削してもらいました。今思い返すとエージェントを利用せずに出願できたと思いますが、やはり慣れない出願プロセスを一人で行うのは不安だったので、ストレス軽減のためにもエージェントを活用してよかったと思います。実際、出願書類やビザ申請書類に関する懸念点を担当者にすぐ相談することができたのはとても心強かったです。 

 

出願時にエージェントを利用された方がいらっしゃいましたら、選び方を教えていただきたいです。

  • 併願先ととエージェント提携している会社を利用し、PSの確認と出願の手続きを代行してもらいました。UCLに関しては、結局出願代行してくれるエージェントがあるのかわからなかったので、自力で出願しました(2023年時点での追記:現在SIUKが提携しているようです)。かなり面倒だったので、出願する大学とエージェント提携している所に登録するのが一番かな、と思いました。 エージェントの知識でありがたかったのは、もともと進学しようとしていた大学の一つで、ファンデーションコースからは進学できない学部がある事をエージェントに指摘してもらえ、未然に防ぐことができたことでした。ウェブサイトだけだとわからないこともあるものだなあと感じました。PSに関しては、誤字のチェックをしてくれますが、構成などはみてくれないので、そちらは学校のネイティブの先生に見てもらいました。

 

留学エージェントさんの中でどこかお薦めがありましたら教えていただきたいです​。

  • 私はSIUKとBEO両方を利用しました。 それぞれ約1万円と3万円から利用できますが、合格後に申請すれば返ってくるようです。SIUKの大きな特徴は、UCLの唯一の日本の公式窓口であるということです。つまり、他のエージェントとは違い、application form の代行を頼むことができます。 一方BEOは、サポートが手厚かった記憶があります。具体的には、5大学についてリサーチや定期的にフォローアップのメールのおかげで、余裕を持って出願準備をできたと思います。また、BEOだと留学保険に安く加入できます。 ただ、身近にパーソナルステートメント等を見てくれる先生や人がいる場合、エージェントを利用しなくても良いという考えもあります。

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​​国内併願/進路一般について

 

国内大も併願した方は一般受験をしたのか、総合型選抜(AO入試)を受験したのか知りたいです。

  • 私は結果的にはUCLファンデに進学しましが、日本の大学は早稲田国際教養のAO入試と秋田国際教養の一般入試とICUの一般入試を受けました。ファンデの結果を知る前にICUには受かれたので焦りすぎず受験期後半を過ごせました。国内大学の対策は1、2週間くらい前から始めていた気がします。でも基本は海外大学用のPSばっかり取り組んでましたね。

  • 自分はAO試験で上智大を受けました。ファンデに出したPSを和訳して付け足した程度です。笑 一般試験をやるよりも、イギリス出願の準備を軸に、出しやすい国内大学のAOで受験した方が負担は少ないと思います。

 

ファンデーションコースは何校出願しましたか?また、どこの大学を併願したのか、滑り止めと第一志望などの選び方を教えてください。

  • 5校のファンデーションコースに出願しました。ファウンデーション自体に大きなレベルの差はないので、本当に行きたいと思った大学に絞って出願しました。なかには追加で出願料が発生する大学もあるので、かたっぱしから出願するよりかは、数校に絞って出願することをお勧めします

  • 私はイギリスに行けなかったら浪人するだろうと思っていたので、ファンデの中で滑り止め~第一志望まで組みました。一つの目安として、出願時期の早さを考えました。第4-5志望は8月末に出願して即日で回答、第3志望以降は9月、10月、11月と少しずつ遅くなっていき、かつ競争率が少しずつ高くなるようにしました。2つめの目安は競争率で、留学フェアなどにいって、担当官に聞くとどれくらいの出願者がいたのか教えてくれる場合があるので、それで競争率を考えたりしていました。

  • 私はUCLのファンデーションコースのみ受験しました。ただ意外とファンデのみに関して言うならレベルの差はそんなにないと思うので、そのファンデが提携している先の大学で選ぶ形が正しいんじゃないかと思います

 

学部進学が保障されていないUCLのファンデーションコースに出願した理由を教えてください。

  • 少し不純で、大学としては(学部ではなく)UCLの方が世界ランキング的には高い印象があり、少しでもランキングが高そうな大学に行きたいという思いがありました。なので、例え保証されていなくてもUPCに受かったらUPCに行こうと決めていました(なので今年LSEにも出しています←これは大学としてPoliticsのランキング・教授・内容が強いから)。UCLはBSc Politics and International Relations (PIR)で統計手法なども合わせて学べるため、そのような客観的な視点を学びたかったと言うのも加えてUCLを選ぶ理由となりました。

​このページは2024年2月26日に最終更新されました。
PIJAS運営メンバーによって作成されています。

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