top of page
執筆者の写真Yuku

大学のOffice Hoursについてご紹介

こんにちは!最近のロンドンは雨模様が多くて嬉しいやら少し参っちゃうやら。


今回はOffice Hourについて簡単にご紹介しようと思います。

これはUCLでの話なので他の大学では少しずつ違いがあるかも知れませんが、ご了承ください。

基本的に各モジュール (授業)を担当する教授ごとにOffice Hoursというものがあります。Office hourってなんぞやと申しますと、その時間帯(毎週同じ曜日、同じ時間で大抵1,2時間)は質問や相談がある生徒のために教授が予定を開けた状態で自分の部屋に滞在しており、学生は前もってアポイントメントをとっておくことでその教授と直接話をすることができる、そういう制度でございます。どの時間帯をoffice hourとするかは多分教授自身が決めているため、自分が担当する講義のすぐ後にoffice hourを設けていることも珍しくなく、そういう場合は直前の講義の内容について深掘りするためにoffice hourで教授と話し込むなんてことも可能です(こういう場合は前持った連絡は不要です)。


今し方少し触れましたが、教授と一対一で若しくは一対少数でどんな話をするのが一般的かというと、(これはあくまで自分の経験と友人の話を合わせた推測ではありますが)大体はその教科の授業内容に関する質問だったり、課されたエッセイの方針について相談したり、あと私なんかはその教科で出されたテスト内容の正当性について不満申立するためにお話したりしてました(オンライン)。

結局その申し立ては他の教授の意見も巻き込みながらある程度の理解を得られ、2回目のテストでは不満点は改善して下さったようです。(この文の文末が伝聞の形になってて変だと思われるかもしれませんが、諸事情あって直接その改善を実感することはできなかったので断定の形にはできませんでした。悪しからず)。


とまあ気になる教授と学問の話に花を咲かせるでもよし、成績アップのためにアドバイスを乞うもよし、若しくは一生徒として教科のあり方への所感をぶつけに行くのも大いに結構だと、少なくとも私は思っています。

あなたの人生後にも先にも、大学の教授とゆっくりお話できる機会などそうそうないと思いますので、何かにつけて、特に気に入った教授に対してはどんどん会話をしてみてはいかがでしょうか。万能ではないとはいえ、圧倒的インプットとアウトプットによる知識量やリサーチなどを通した人生経験、思考の深さなど、教授の方々の魅力は多岐に渡ると思います。普段友人と話しているだけでは決して得られないものがoffice hourには待ち受けているはずです。

↑風雨の後はこんなになったりします。しゃくしゃくおと鳴らしながら石畳を歩いていくとかロンドンですよね


Yuku

閲覧数:22回0件のコメント

最新記事

すべて表示

【2024年度ファンデ生から】2学期を振り返って

年度末が近づいてきたので、今年のファンデ生に2学期を振り返ってもらいました。英国の大学の二学期は1月から3月までの3ヶ月ですね。 UCAS出願の結果が出たり、冬になったりと色々と波があった二学期の中で、ファンデ生の生活をご想像いただければと思います。...

Bình luận


bottom of page