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執筆者の写真Yuku

寮探しポイントその2

こんにちは、Yukuです。今回は前に投稿した「寮探しの苦悩」に引き続いて、寮探しの時に気を付けたいポイントをいくつかご紹介します。学生寮ではなく、主に一般的に売り出されているprivate accommodationに関連する話です。



夜のCamden Town。物件の調査は日中がすべてじゃありません。


基本的な寮の探し方

まず寮は基本的に寮探しのサイトを使って探します。そのサイトで一つ一つしらみつぶしに探していくのが一般的かと思われます。おらはその方法で来年の住まいを見つけました。さらに、そのサイトで見つけたエージェントというか不動産に電話して(ここ大事。メールじゃあ返信全然来ない)地域の希望と予算を伝えると、いくつか条件に合う物件を紹介してくれるところもあります。あとは不動産フェアって言うんでしょうか、学生向けに不動産斡旋関係の人が住まい探しのイベントをやってたりもするのでそこに足を運んで、そこでも自分の住まいへの要望を色々な不動産についた得手いくつか物件を提案してもらったりもできるようです。

いい物件が見つかったらその物件の不動産か大家さんに電話して下見の予定を取り付けましょう。いい物件は他の人も狙うので、これだ!って物件を見つけたときは下見から契約まで(もしくは前金だか敷金みたいなのを払うまでのプロセス)本当に急いだほうがいいです。ただ勢いに任せて物件の悪いところを見落とさないように注意は必要ですが。


水道光熱費(bill)の考え方

物件サイトを見ていると、物件ごとに表記の仕方に多少の差異があります。家賃の表示が一か月ごと(pcm)だったり一週間ごと(pw)だったり、水道光熱費(billという)が含まれてたり、一部含まれてたり全く含まれてなかったり。同じ月£800でも、水道光熱費が込みか否かで実際の費用が大きく変わります。参考までに以下ご覧ください。

- 電気ガス代:小さい3-4人のお家全体で月£66(https://www.edfenergy.com/for-home/energywise/what-is-the-average-energy-bill-in-the-uk)らしいので一人およそ£17?

そして週ごとの金額を月ごとに変換する、またはその逆をするときに注意してほしいことがあります。それは単純に4倍、もしくは4分の1するだけでは正確な値は算出できないということです。一か月は4週間ですが、ほとんどの月は4週間と数日ですよね。ですので週ごとの家賃をただ4倍してしまうと実際一か月で払う金額よりも少なく見積もってしまうわけです。この数日間だけでも1万円とか変わってきますので節約したい方にはより注意していただきたいところです。

より週から月の変換で正確な値を出したい場合は(他にも計算方法はありますが)週の金額×52(一年の週数)÷12(一年の月数)で割と正確な概算が出ます。まあおらは少しざっくばらんに、週の額÷7(一週間の日数)×31(一か月の日数)で出してました。29とか30じゃなく31でかけ算することで「高くても一か月でこの額だな」というスタンスをとれるためです(ここは考え方の問題なので意味わからなかったら飛ばしてください)。


下見で確認すべきこと

いかに箇条書きで、下見のときに注意してみた方がいいことを上げておきます。住まい選びってめっちゃ大事なので全部上げたらきりがないのですが。

・物件周辺の環境:スーパー、公共交通機関へのアクセスはどう?車や人通りは(夜に少ないと個人的には少し心配)?街頭の間隔、明るさは(犯罪観点)?治安は?日中と夜で様子が変わりそうか(パブとか多ければ夜うるさいとか危ないかも)。おらは下見行って初めてすぐ近くに線路があることに気づいて驚いた(停車駅もすぐ近くなのでうるさくはなかったけど。線路があってもうるさくないとかは下見しないと中々わかりませんよね)。

・物件のコンディション:セキュリティ面(お家のドアだけじゃなく、部屋にも鍵がついているかとか)シャワーの水圧、温度調整は快適か、窓はちゃんと閉まるか(冬に後悔しないために)、キッチン周り(コンロの種類、住居人数に対しての冷蔵庫の大きさ、洗濯機、服の乾燥方法)などわからないことなんでもしつこく聞く。大家さんや不動産屋さんによってまちまちですが、不具合を指摘すればちゃんと修理してくれたり交換(椅子とかシャワーとか)してくれたりするので色々つっこんで聞いて、入居する前に変えてもらえるなら変えてもらった方がいいと思う)

・大学との距離:一点目と似ているがこちらはもう少し複雑なので別途説明。UCLやKCLなど都心に位置する大学の場合、当然キャンパスから離れた場所に住めば家賃は安くなるがその分交通費かかるし、通学時間も伸びるし最近よくある地下鉄ストライキあったとき面倒かも、でも自転車通学ならこういう懸念点割と払拭できるかも


King's Cross Station前広場。ここはお気に入り候補のスポットです。


結論:下見に行かないと分からないことがたっくさんある。なので、契約書にサインしたりお金(前金含む)を払う前に必ず下見に行っておくこと!あと下見をするのに全くお金はかかりません。案内する側は下見でお金をとるのは禁止されているので、お金を要求されたら赤信号です。


最後に:詐欺物件に気を付けてください。前金を受け取ったら姿を消して連絡も取れなくなったりするケースもどうやらあるみたいなので最初から不動産や家主さんを完全に信用するのは少し危ういです。あと普段不動産屋とかは(ちゃんとした人であっても)メッセージアプリで連絡を取りたがります。下見の調整とか質問のやり取りはそれで全然かまわないと思いますが、契約書とか大切な書類のやり取りはメッセージアプリではなく実際の紙やe-mailなど公的に?記録に残る媒体を使ってください。自分を守るために物証を残しましょう。

一から物件を探すのは心身ともに疲弊する作業ですが、それを終えられたならばあなたはまた一歩成長しています。PIJASや大学に頼ったりしながら頑張りましょう。

それでは暑い日々に気を付けて。またお会いしましょう。

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