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執筆者の写真Yuku

円安と物価の高騰について

これはプロでもなんでもない人間が世間話程度に円安とイギリスの物価高騰を嘆く投稿ですのでどうぞ鵜呑みなさらず参考程度に。(7月18日現在)


こんにちは、藪から棒に、最近の経済状況はどんどんイギリス大学生活を送る私とその仲間に不利に働いております。まずは物価高騰。これはイギリスに限らずヨーロッパ全体で遅くとも数年前から起きているようです。せめて高騰するのが嗜好品や趣味系の財サービスであればまだよいのですが、食品が上がる始末。実はちゃんと値段チェックしてるのはお肉だけなのでお肉の話しかできませんのでお肉を例に挙げます。Lidlのお肉コーナーで一番安いのは鶏もも肉1kgパックで、2022年3月10日時点では£1.79(かなり安い)だったのが、同年4月15日には£1.99に値上がりしているではありませんか。(ちゃんと記事にできるように各々のタイミングで値段を撮影しておったのです。)それから数か月通っていた近所のカット屋さんも一番安いカットが£17から£20になってしまいました(それが通わなくなった一因)。


正直このデータだけではどのくらいのペースで、毎回どのくらいの値上がり幅なのかが不明瞭なのでこれだけで「物価高騰がひどい」というのは無理がありますが、大手格安スーパーのリドルが一番安いお肉を11パーセント以上も値上げしていることを鑑みると、なかなか物価上昇が深刻と言えるのではないでしょうか。

あとご存じの通り円安が進行して困っちまいますね。どうやらアメリカは物価抑えるために大きく金利上げるのに対して日本は金利抑えたままにするって方針を出しているから、儲けたい人たちが日本円売ってドルを買って(そして多分米銀行に預ける)いるせいで日本円の価値が下がっているわけです。なんか高校の公民の授業が活きますね。

円安進行すると輸入品が軒並み値上がりするのが難点ですが、海外に日本円を仕送りする場合も参ります。授業料とか寮費とか、金額が大きくなればなるほど、円安による外貨量の目減りが痛いのです。だからレートがいい時に(その時が果たして本当に「いい時」なのかはインサイダーみたいなことでもやらん限り断定できませんが)ある程度円から外貨(イギリスなら£)にしておくのも視野に入れておいた方がいいかなと思います。


一縷の望み

そんな経済状況に嘆き苦しむ状況ですが、一学生として私たちができることと言えば現地で働いて現地通貨で収入を得るくらいでしょうか。物価が上がればある程度最低賃金の底上げによる収入上昇も期待できますし(本当かな?)、ほとんど為替レートに左右されません。通貨を数種類持っていれば前述したみたいに為替で簡単なもうけを出せるポテンシャルも持てます(あくまで可能性です。うまくいかなくてもおらは責任負いませんよ!)。なので社会経験を兼ねてバイトすることは全然ありだと思います。

そんなわけで世界情勢に右往左往しつつもやりたいことのために頑張るのみです。世界がこんなでも自由なことをやらせてもらえる環境や周りの人に感謝するばかりであります。よかったらみなさんも周りのアタリマエの恵みに目を向けて、感謝を伝えてみてくださいね。

Yuku

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