こんにちは、ゆいです!今回は三学期にあった、ちょっとした事件をお話したいと思います。
ことの始まりはOral Exam でした(課題について知りたい人は前の三学期の振り返りブログを見てみてください)。Research Projectについてだったので、21ページにもわたるRussell Square(UCLの近くにある公園)についてのエッセイを印刷したんです。Exam中に困らないようにメモとかハイライトとかして。前日の夜も、遅くまでstudent centreでリハーサル。これで準備万端だと思いその日は就寝しました。
次の日、パソコンを開くとこんなことになってました。
え、うそでしょ。なんでよりによってexam の日の朝に!そして不幸なことに、PowerpointはCloudではなく、PC本体に保存してありました。とりあえず、お昼からはじまるexamを済ませる事を目標に、ipadでスライドを作り直しました。12時35分、あと5分でexamが始まります。最後のプレゼンの練習をし終えたその時、間違えてついさっき作ったスライドを消してしまいました(!)。ipadでスライドを作りなれていなかったからですかね。というより、削除と保存のボタンが隣り合わせなのが悪いです。しょうがないので先生に上の写真付きのメールを送り、これからスライド作るから10分くらい遅れるとの旨を伝えました。大急ぎで3回目のスライド作りを終わらせ、なんとかoralは終了。次の課題はパソコンをどう直すかです。
うち、両親がソフトウェアのエンジニアなんですね。だから彼らに連絡したらなんとかなると思い、テレビ電話をしたんです。間違いでした。どう見ても、スクリーンの問題なのに、ソフトウェアの不具合だと言って、3時間くらい指示されるまま、パソコンをいじっていました。でもまあ、見てお分かりの通り、初期化しても、ソフトウェアを前のバージョンにもどしても、直らないわけです(優しさには感謝しています)。しょうがないので近くのパソコン修理店に行くと、数秒で(ほんとに速かった)ソフトウェアではなく、スクリーンの問題だという事が判明。外から圧力がかかったみたいです。修理業者の人から、なんか間に挟んだ?と聞かれ、そういえば昨日、あの分厚いresearch project をパソコンの間に挟んでそのまま寝てしまったことが頭によぎりました。おそるおそるその旨を伝えると、やっぱり図星でした。右下に黒い点があるでしょう。そこが、エッセイにホチキスがとまっていた所で、そこが起点となって、液晶が壊れたらしいです。でもパソコン業者さん、親切にも明日には直ると言ってくれました。とりあえず、final examとその対策も大丈夫そうです!
その言葉通り、次の日に液晶は元通り。6万円くらいかかりましたが、迅速かつ的確な修理に感謝です。その日はなんてことなく、final examの準備をしました。しかし次の日、パソコンの充電が出来なくなっていることに気づきます。何時間充電しても1%なんです。ついにその夜電源がつかなくなったので、もう一回その修理店へ。話を聞くと液晶と一緒に中のバッテリーがやられたらしいです。恐るべし、research project(ちなみに、液晶を直した時になにか触っちゃったわけではないそう。理由もしっかり説明してくれました。)。バッテリーを交換しようという話になった訳ですが、私のパソコン、日本で買ったちょっと古いwindowsだったのでバッテリーは香港から取り寄せないといけないらしい😢。遠いので早くとも数週間はかかるとのことです。しかしfinal examまであと一週間。パソコンが直っている頃は私も日本にいます。まあ、日本で直す方が速いかと思い、とりあえず撤収しました(でも業者さん、日本で直らなかったら、うちで直せるから9月にまた持っておいでと言ってくれました!ほんと感謝です)。
次の問題はfinal examです。とりあえず対策はipadで何とかなるけど、essayベースのexamはipadじゃ、使い慣れていない私にはきついです。また全部消しちゃうかもしれませんし笑。私この話、友達にべらべら話していたんですね。するとそれを聞きつけた別の友達が、パソコン二個持ってるから貸そうか?と声をかけてくれました!最新のmacbookを二つ持っていることも驚きでしたが、ほんとにほんとにその優しさに感謝しています。いい友達をもちました。それから一週間そのパソコンを借りていました。
まだまだ続きますよー笑
final examの朝、ついに、これが終わったらUPCも終了です!朝、最後の復習と思い、パソコンを開くとこんなメッセージが。
メモリーが一杯なのでなんか消せとのこと。流石に人のパソコンなので変に物は消せないから、その友達の階(同じ寮でした)にいき、事情を伝えます。何かを消そうと頑張ってくれましたが、これが消えなかったんですね(メッセージも×ボタンがなくて消えませんでした)。なにかの不具合でしょうか。とにかく、パソコンがダメになっているとexam中困るのでリスクを侵さないためにも、student centreのパソコンを使った方が良いと言われました。しかしその時はもう10時10分、3時間10分のexamは10時に開き13時30分に閉まるので、最遅で10時20分には始めないと行けません。少し躊躇いましたが、彼のいう事もごもっともなので大急ぎでstudent centreへ。初めてstudent centreのパソコンを使ったので慎重にlogin などを済まし、なんとか10時25分にexam開始。5分ロスしましたが、とりあえず始めることが出来ました。するとexam中、誰かからひっきりなしに電話が。音楽を聞かないと周りの音に気が散ってしまうので、電源を切らないまま、10回くらい拒否し続けました。後からきくと、契約済みのフラットの上の階で水漏れがあったそう。下の階にも沁みる程だったらしく、心配した大家さんからの電話でした。大家さんの気遣いにも感謝していますが、なんでよりによってexam中に水漏れするかな。でもとりあえず終わらせることが出来たし、なんとかなりました。
結局壊れた私のパソコンは日本に持って帰り、修理業者へ。バッテリーだけのはずが、中の基盤も壊れていたそうなので結局一か月後に返って来ました。合計の修理費用は15万円。かなりの出費でしたが、AIGという旅行保険会社が保障してくれました:)みなさん、パソコンの間にはくれぐれも紙を挟まないよう、注意してください。私は結局来年からパソコン2台体制で持っていくことになりました。
【番外編】
もう一つなかなかの事件があったので紹介します。私、フラットを早めに契約してあったので、exam後に寮からフラットに荷物を移動したんです。友達とウーバーをひろって新しい家に行く道中、部屋の鍵を忘れたことに気づきます。でももうフラットに近づいていたので、とりあえず部屋がある建物の横に荷物を置きました。下のreception(のような)の鍵もなかったので結構publicな所においたんです。どうしようもないので、とりあえずそこに荷物をおいていったん寮に戻ることにしました。そこでなんと仲良く二人で取りに戻ったんです。これが馬鹿でした。ロンドンを甘く見てはいけませんね。正直、二人とも、荷物はそのままおいてあるか、きれいさっぱりなくなっているかと思っていました。フラットに戻ると、私の荷物をムスリム系のファミリーが囲んでいました。なんと今まさに盗もうとしていたんです!え、と思い急いで「それ私の」と伝えました。するとがっかりした顔の子供が冷蔵庫もらっていいかと聞いてきたんです(寮で私の食べ物が盗まれる事件が多発したので自分用のデカい冷蔵庫を持っていました)。正直もう使わないのでいいかなとも思いましたが、中にフリーズドライの味噌汁が入っていたことを思い出し、ぎりぎりのところで取り返しました。よくみると、他の段ボールも開けられて、いくつかのアイテムが別の(運ぶようでしょうか)袋に移されていました。スーツケースも開けようとしたのか鍵が壊されていました。幸いにも2重の鍵だったので開けられずに済みましたが。結局(多分)何も盗まれずにすみました。
今では笑い話ですが、ロンドンの治安については気を抜くのは禁物ですね!ご注意ください。ちなみにこの壊れたスーツケースもAIGが損害補償を出してくれました:)
以上、三学期にあったごたごたでした。色々ありましたが、本当に、パソコンを貸してくれた友達、引っ越しを手伝って荷物を取り返してくれた友達、私のへまを笑いながら聞いてくれた友達、心配して何度も電話してくれた大家さん、そして急いでパソコンを直してくれた業者さんには感謝しかないです。良い人達に囲まれて本当に幸せ者でした。来年はどんなごたごたが待っているのでしょうか。とりあえず、私のベッドルームに友達8人分の荷物を詰め込んでしまったので最初の日の夜にどうベッドまで到達するかが最近の気がかりです。まあなんとかなるでしょう!
参考までに、
私が使ったパソコン修理業者
AIG留学保険
ちなみに、exam中は UCLのstudent centreのスクリーン付きの大きいコンピューターを使いました。今回は登場しませんでしたが、library でノートパソコンの貸し出しもしているそうです。
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