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Ayato Yamazaki

【UCL学部に入るまで】日英大学の比較

いまUCLにいる成り行きを簡単に説明します。私は中学までは立教英国学院というイギリスの日本人学校に通学しており、その後は日本の高校に行きました。早稲田大学の先進理工学部に半年間だけ通い、ファンデーションコースに進学しました。その後UCL MSci Theoretical Physicsに来ています。


この文章を読んでくれてる人の中にはきっと日本の大学とイギリスの大学でどちらに行きたいのか迷っている人もいると思います。そんな方のためにこのページでは私個人の双方での経験を紹介することします!とても個人的で、がっつり比較する感じではないので、ゆるいブログだと思って雰囲気を感じ取ってくれれば幸いです〜


早稲田大学に入ったのは4月で9月からはファンデーションコースに行っていたので、半年間の経験を徒然なるままに書こうと思います。


まず、私が所属していたのは先進理工学部、電気情報生命工学科というところです。名前からもわかる通り、サイエンス系の科目全部やります😁なぜここを選んだかというというのには若干long storyなので知りたい人は個人的に連絡してください笑。一言で言うと、物理がしたかったからです。


授業は一コマ1時間半で、それが週21コマあります。バイキング並みに好きなだけ取ってました😆。そのうち実験は4コマありました。他学科の聴講ができるので、物理学科の授業も取っていました。ここから先はいくつかの授業の様子をお伝えするので、UCLの大まかな生活が知りたい人は下に飛んでください!


さて、実際授業がどんな感じだったのかお伝えします。まず理系の方で1番気になっているであろう実験ですね。こちらはまず予習を軽くしてきて手順書に沿ってやればできます。では何を鍛えてるのかというと、指示に素早く反応してさっさと仕事をする能力なのかなという気がします。良かったのは物理化学生物分野すべてにおいての実験を体験できたことですね。


次に他の授業ですが、コロナの影響でオンライン授業が半数ほどでした。出席を取る授業と取らない授業があり、取らないものについては受講者が減っていく科目もありました。そう聞くとよくある日本の大学生勉強しない説が立証された感じがありますが、実際普通に試験は難しく、学生は普通に勤勉である印象です。あとそういう噂は大学の程度によっても変わると思います。結局何をどれくらいやるかは個人の決定ですよね。


その後はファンデーションに行ったのですが、そこでのことは大学とは少し違うので今回の記事の趣旨である日英大学比較のために省略します〜が、別のブログで書くかもしれません。お楽しみに☺️


ファンデーションコース終了後はUCLの学部の理論物理学科に進学しました。ここでは主要な物理の概要について学び、それに付随する数学も学びます。私の場合は理論物理なので、実験は1学期だけやりました。実験には実験結果の解析のために誤差の概念や統計学を学び、それらを実際にするために必要なプログラミングも含まれました。


授業は一コマ45分で、それが週18コマほど。早稲田の時間数の半分くらいですので、かなり少ないことがわかると思います。それだけ自主学習が期待されているということだと思います。


指導形態は対面でのレクチャーが多く、理論系の科目はチュートリアルという名の演習の授業があったり、実習系では(例えばコンピューティング)実験室で教授や教官、同級生と内容について話しながら各々の課題を進めていきます。


総括して感じるのは教材(レクチャー、課題など)がとても面白くなるように工夫されていて、先生たちの教育に対する熱意と能力はいつもすごいなと思っています。


この文章を読んで、双方の大学の印象がなんとなくでも感じてもらえたら嬉しいです。趣旨を伝えるためにかなり省略して書いているので、もっと知りたかったり質問があれば軽い気持ちでお気軽に投稿してください。

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