ファウンデーションコースとは
なんとなくファウンデーションコースに行かなくてはいけない気がするけどわからない…?
そんなあなたは、とりあえず「ファウンデーションコース」が何か、から
留学への一歩を踏み出してみませんか。
一般的なこと
Q1. ファウンデーションコースって一体なんのこと?
イギリスの教育の一部分で、日本に強引に当てはめると高校と大学の間に位置しているよ。「進学準備コース」と訳されるね。日本の一般的な高校(卒業時に「高等学校卒業証明書」が発行される高校)から英国・豪州に進む場合は、直接大学に出願ができないから、ファウンデーションコースを受けて用意をしてから大学に入る必要があるんだ。
Q2. なんで英国の大学には直接出願できないの?
イギリスの義務教育は5歳から始まる分、日本の同い年の高校生よりも深い内容まで勉強できるんだ。イギリスの高校に当たる2年間のSix FormもしくはIBでは、大学で専攻したい分野に合わせて科目を選択して勉強をすることになっているみたいだね。
Q3. ふーん。絶対自分もファウンデーションコースに入らないといけないの?
絶対とは限らないよ。ハリネズミくんがどんな高校に通っているかわからないから断定できないけれど、以下のような判断ができるよ。
①日本の一般的な高校(卒業時に「高等学校卒業証明書」が発行される高校)から英国・豪州に進む場合はマスト。
②・高校卒業時にInternational Baccalaureate(IB)もしくはAレベルを取得できる場合には、イギリスの大学にUCASから直接出願できるので、ファウンデーションコースへの進学は不要。
Q4. なんかわかりにくいね。どうやったら自分が行きたい大学のファウンデーションコースを見つけられるの?
大学のホームページの進学したい学部のページに、Entry Requirement for International Student(留学生の出願要件)が書かれていることが多いよ。
大学によってFoundation Course・Foundation Pathway・International Foundation Programmeなど名称は統一されていないけれど、「The course for students whose qualification from their high school does not meet the requirement to directly apply for the university (高校卒業資格が、大学へ直接出願する要件を満たさない生徒のためのコース)」のような説明がついていることが多いね。
Q5. 大学のホームページから見つけるっていうことは、大学がやってるコースなの?
大学付属のものと、私立(Kaplan/StudyCenterなど民間の会社が行っている)のものがあって、大学によって私立の会社と提携しているところ・大学独自で行っているところ・両方あるところがあるよ。
Q6. 大学だけがやってるわけじゃないんだね。どんな人がいるの?
日本の高校の卒業生と同じように母国の高校卒業資格が大学出願に使えない人が対象だけど、進路についてもう少し考えたい、英国外の高校卒業生などもいるみたい。海外では飛び級ができたり学校制度が違ったりで、年齢もまちまちみたいだよ。
出願に関すること
Q7. なるほど。出願はいつ頃?
早いコースは9月から始まるよ。日本と違って出願した人から合否が決まっていくから、早く出願すればするほど合格の可能性が高くなるんだ。出願する大学が決まったら、合わせて出願の開始月も確認するといいね。
Q8. 日本とは違うんだね。どんな書類が必要なの?
ビザを取るためにIELTS for UKVIが必要なので、IELTSは(出願要件でなくても)必ず必要。
そのほかに、PS(=Personal Statement)、推薦状、学校の成績(および特定の要件)を必要とする場合があるので、大学のページで確認する必要があるよ。PIJASのサイトにも、先輩が体験談を寄せているから是非見てみてね。
何がなんだかさっぱりだったけど、なんとなくわかったよ。
それならよかった。それぞれの大学のことや、より詳しい用語については他のページを覗いてみてね。実際に先輩に話を聞いてみたいときは、ぜひPIJASのFacebookグループに参加して欲しいな。みんなとイギリスで会えるのを楽しみにしているよ!
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