入学までのスケジュール
ファンデーションコースから合格が来た!
高校を3月に卒業したら、9月までに何をするのでしょうか。
もちろんビザの申請や大学寮の確保、飛行機の用意、引っ越しの準備……
進めておきたい事務手続きをまとめてみました。
渡英前にバタバタすることがないよう、早めに準備ができるt
ギャップタームにできることのアイデアは、
ぜひ別特集↓をご覧ください。
3月
メインイベント:ファンデーションコースの合格がくる/高校を卒業する
・ファンデーションコースの合格に関して
:ビザの出願などの際に使うことがあるので、Offer Letterを含め、大学から受け取った資料はスキャンしてPDF化しておくと便利です。
・高校の卒業成績表・卒業証明書を英文化してもらい入手
:ファンデーションコースから学士号に出願する際に使用する、UCASに提出することが(そこそこ)あるので、高校側が英語で発行してくれる場合には、それをPDFファイルにして保存しておきましょう。英文での発行がない場合には、専門の翻訳会社等に依頼する必要があります。
・パスポートの有効期限を確認
:少なくともファンデーションコース卒業までは、パスポートが持つようにしておくのが吉です。場合によっては、残りが1年未満の場合は、パスポートの残りを破棄して、新しいものを取得することが可能です。
4月
メインイベント:一旦イベント・手続き系が落ち着きます。
【UPDATE!】CASの発行時期
今まで「中々発行されない!」と不評だった
CASですが、近年では4月ごろからCAS申請の
手続きに関するメールが届き始める場合も
あるようです(UCL合格者談)。
メールを要チェックです!
(10 June 2022更新)
5月
メインイベント:寮の予約が始まる(大学による)
・Guaranteeされている場合には、寮の希望を提出します。
:大学・年によりますので、具体的な日程は大学に確認してください。「部屋のタイプ(トイレ付き/トイレ共有・ご飯付き/自炊寮・大学の寮/私立の寮など)」と「価格帯」を選べることが多いですが、実際には大学側から部屋を提示されるまで、どのような部屋になるかはわかりません。
6月
メインイベント:ビザ出願の用意を徐々に開始
・保護者の銀行口座残高証明を英文で発行
:ビザ出願・入国の際に必要な場合があるため。ただし、先輩たちは「用意したにはしたけど、求められなかった」という場合が多かったようです(手配するかについての判断については、助言は致しかねます)。
7月
メインイベント:実際の渡航準備を開始
8月
メインイベント:大学側から徐々に返答が来始める
・CASが発行されるので、ビザの申請を開始
:なかなか遅くまでCASは発行されませんが、そういうものなので心配しないでくださいね!ビザ発行自体は14営業日程度で完了されますが、有料の「優先サービス」を利用することで5営業日程度で発行してもらうことができます。
※CAS(Certificate of Acceptance of Studies)はTier4のビザ発行に必要な、大学が発行する学生の身分や英語力などを証明する書類
・大学側から寮が提示される
:Offerという形で提示されるので、最初にDepositという形で敷金を払うのが一般的です。もし提示された部屋が希望に沿わなかった場合は、Private Accommodationなどを自分で探すことになります。また、寮によって到着前に荷物を送っていい場合と、受け取ってもらえない場合があるので、引っ越しの前に確認しておくと良いでしょう。
・飛行機の手配を考え始める
:寮が提示されると、「いつから入居できるか」もわかるようになるので、飛行機の手配を考え始めることができます。日本→イギリスとイギリス→日本 の往復よりも、イギリス→日本と日本→イギリス の往復のほうが安いみたいです。日程ができるフレックスチケットにしておくと便利ですし割安です。
9月
メインイベント:とうとうコース開始!
・生活に必要なものを用意する
:SIMフリーに対応した携帯(iPhoneの機種によっては、SIMフリー化に対応していないものがあるので注意)や、Contactless決済に対応したクレジットカード/デビットカードの用意/ポンドでの引き下ろしが可能なキャッシュカードの用意 などがメインです。
・(ここまでに)海外への転居届を提出
:マイナンバーカードの失効などと関わってくるので、転居届を出しておくとスムーズです。方法は地方自治体に依るので確認が必要ですが、転出後に代理人に依頼して手続きを行うことも可能です。
・(学生証が発給されたら)国民保険料免除のための手続き
:①留学を目的とする現在有効のビザ(Tier4) ②学生証 ③入学許可証(Offer Letter)が必要です。手続きを行わず、保護者などが保険料を払い続けても制度上は問題はありません。
転居後
メインイベント:現地でしなければいけない手続きが複数!
・現地の在外公館に在留届を提出する
:3ヶ月以上の滞在の場合、提出が必要です。オンラインでの手続きが可能ですが、本籍地を提出する必要があるので、把握しておきましょう。
・現地のかかりつけ医に登録する
:大学寮に入居する場合は、寮側が「どこのお医者さんに登録するのか」を教えてくれるはずです。わからない場合も、郵便番号から特定することができます。